【去勢による猫の変化】Vol.3 薬のあげかた
慢性の下痢と診断され、自宅に戻った猫たち
※前回ブログ
猫って家から 病院に行くときはケースになかなか入らないけど
病院にいると一目散にケースに入りますよね(笑)
ちゃんとわかってるねぇ~
猫への薬のあげ方って?
さて、猫たちの薬のあげ方ですが、一般的には
猫の頬骨あたりを片方の手で固定して
もう片方の手で 下あごを引っ張り
喉の奥のほうに 薬(通常の錠剤の4分の1ぐらいのサイズ)を
置くと自然に飲んでくれる
という流れで
多分これ、猫によりかなり個人差?個体差?個猫差があります。
こういった薬の投与をやったことの無い私は
病院で教わりましたが、その時の若い先生?みたいな人は
弟君に試みましたが、なかなか上手くできず、それを見かねた医院長先生が
医院長「猫は一度嫌がるとなかなかできないから、ちょっと落ち着かせて、ささっとやるといいですよ~。多分飼い主さんのほうが猫ちゃんは慣れているから」
と言ってる隙にささっと 薬を飲ませてました。
そのときはさすが医院長!と思いましたが
家に帰ると すぐに吐いてました(泣)
夜に実践をしましたが、これがなかなか難しい
お兄ちゃんは何でも食べちゃうので簡単なんですが
弟が全然だめです
とにかく口を開かない
弟君は偏食猫で 決まったものしか食べません
それにくらべお兄ちゃんは何でも食べます。
お兄ちゃんは
・キャットフードは何でも大好物
・人間の食べるものも興味津々
・アイスやプリンはちょっとでも隙があれば、強引に舐めにきます。
・猫のおもちゃと棒を繋いでいるゴムは隙があれば食べちゃいます(困)
↓お兄ちゃん
それに対して弟君は
・チュール以外の液状に近いものは食べない
・人間の食べるもには基本興味が無い
・ウェットも好き嫌いが激しい
・そこらへんに落ちている塵やゴミはたまに食べてる(泣)
と結構間逆な関係、特に弟のほうは臭いで判断しているような感じがします。
口を開かない猫への薬の投与
そこで弟君に対しては以下の方法で投与することを試みました。
・ピルポケッドを利用してみた
・大好物のウェットフードにこっそり入れてみた
この2つをメインにやっていきました。
まずピルポケッドについては、
「これすごいアイデア!これならいける!」と思いましたが
成功率15%ぐらいでした。
ちなみにお兄ちゃんだと成功率95%
つづいて大好物のウェットフード、
こちらの最初は成功率90%ぐらいだったのですが、
一度薬を噛んでしまい、そのあと嘔吐してしまいました。
そでがきっかけで弟君は、前までガツガツ食べていたのですが、
舐めて 薬とかが入っていないか確認するようになり、
そこからの確率はどんどん下がり
こちらも小さくしたり、なるべく大きい肉の中に入れたりと
工夫をして 50%ぐらいの戦いでした。
ちなみにお兄ちゃんだと98%
なんやかんやで1ヶ月ぐらいしてやっと
調子が戻った感じでした。
ちなみに最初に治ったのは嘔吐ばかりしてた弟でした(笑)
お兄ちゃんのほうがあきらかに薬の量が多かったんですが・・・
今思い出しても、猫の下痢の時が一番大変でした